今夜の花火終わるまで

関ジャニ∞が好きな人のただの日記です。

関ジャニ∞の声の糖度を考える

関ジャニ∞って全員歌声が甘いのでは?

 

 

と、11月15日に発売された関ジャニ∞シングル「応答セヨ」の通常盤に収録されているカップリング曲「Street Blues」を聴いて、ふと思い立ちこれを書いています。
「甘い歌声」という表現はよく耳にすることがありますが、7人いると様々な種類の声があるので一概に「甘い」の一言では片付けられません。
甘さの解釈も尺度も人それぞれですが、今回は声を味に例えて「砂糖」「ハチミツ」「チョコレート」「果物」「アルコール」の5種類に分け、関ジャニ∞の歌に見る7人の声の糖度を分析してみました。(独断と偏見によりますので広い心でご覧ください。)

 

 

▶︎安田くん
低音から高音まで幅広い音域を網羅しながらも、一音一音に物語を持たせ意味を含ませるので鼓膜に届く前から既に甘い。綺麗なビブラートは言わずもがな、息の抜け方まで尾を引く甘さです。息つく暇もなく一気にドラマの中へ引っ張る色気があるので、声にアルコール度数があるならメンバー内でダントツ、安田くんの声は一曲で酔える代物です。かと思えば、曲の雰囲気によってはカラフルなカップケーキやジェリービーンズのような可愛い甘さも持ち合わせているので、シーンごとに色を変えてくる天才。大人の男性の甘さも、少年の甘さも、完璧に体現してしまう非の打ち所のなさ。
★糖度が分かりやすい曲:「Street Blues」「アイスクリーム」「cinematic」
★甘さに例えるなら:「アルコールの甘さ」「砂糖の甘さ」 f:id:ke8574:20171209153514j:image

 

 


▶︎渋谷さん
甘さを「優しさ」「切なさ」「強さ」等色々な表情に変えてしまう声を持つ渋谷さん。力強かったり、消えてしまいそうな儚い歌い方の中に、微調整された糖度が隠されています。声だけで柔らかく微笑んだ表情までも想像させる力の持ち主。ベースにあるのは太陽光を浴びて自然の中で甘みを増した加工されていない果物の、柔らかい味という印象です。そこに落ち着いていて大人っぽい、熟成されたアルコールのような深みが足されるので、耳馴染みの良い中で更に一歩先へグッと引き込まれる魅力があります。一本筋が通った声を包む空気は優しい甘さを持っていて、ユニゾンで歌っていても色を放つ存在です。
★糖度が分かりやすい曲:「青春ノスタルジー」「渇いた花」「アネモネ
★甘さに例えるなら:「果物の甘さ」「アルコールの甘さ」 f:id:ke8574:20171209153543j:image

 


▶︎丸ちゃん
声自体が砂糖の塊か何かかと思います。この人の歌声は糖度計で測定不能であり、天井知らず。それでいて甘さの中の「甘酸っぱさ」を表現する天才です。思い出の中のどこか甘くて懐かしい部分を切り取って今に投げ返してくれる、優しい放物線を描く声。丸ちゃんから発される音一つずつが砂糖菓子のようなものなので、始まりから終わりまでの一曲の中で、空からバラバラとキャンディーやマシュマロが降ってくるような、甘いものに包まれるそんな感覚にさせられます。恥ずかしくなるほどに甘ったるい台詞も、泣いている誰かを元気付ける甘さも、すべてが得意分野というズルイ声質。
★糖度が分かりやすい曲:「エネルギー」「クジラとペンギン」「I to U」
★甘さを例えるなら:「ハチミツの甘さ」「砂糖の甘さ」f:id:ke8574:20171209153609j:image

 

 
▶︎亮ちゃん
バラードにおける低音もファルセットも美しい。力強くストレートに、時に淡く、甘さを照れる事なく聴く人に届ける強さがあります。セリフを喋るかのようにドラマティックなので、息継ぎすらも色づいて大人っぽい。それなのに少年のようなキラキラした、誰にでも好かれる可愛さをも兼ね備えているので、亮ちゃんにも甘さの二面性が。レーダーチャートでハチミツ、チョコレートともに10にしたのは、この声の甘さにはどこか光沢や艶を含んでいる印象を受けるからです。決して子どもっぽくはない、でも背伸びもしない、歌の中にある景色の悲しさも甘さも寸分狂わず表現できる人。
★糖度が分かりやすい曲:「Snow White」「Merry Go Round」「イエローパンジーストリート
★甘さに例えると:「ハチミツの甘さ」「チョコレートの甘さ」「アルコールの甘さ」f:id:ke8574:20171209153638j:image

 


▶︎横山さん
7人の中で唯一5項目をバランス良く網羅しているのが横山さん。どれかが突出して特徴的というよりも、曲に合わせてどの甘さも表現できるオールラウンダーという印象です。ドレスコードがあるような場所でスーツを着こなして口説き文句を囁く場面や、日常風景の中でふと優しく微笑む場面も、どれも等身大の甘さを提供できてしまうのが横山さんの強味。歌うと糖度とともに声の湿度も上がるので、しっとりしたバラードに柔らかい音程がよく映える。歌に感情を背負わせるのがとてもうまいので、歌詞が背徳感たっぷりの内容だと横山さんの声の甘さと合わさってビックバンが起こります。
★糖度が分かりやすい曲:「This moment」「cHocoレート」「ロイヤルミルクストーリー」
★甘さに例えると:「チョコレートの甘さ」「砂糖の甘さ」「アルコールの甘さ」「ハチミツの甘さ」「果物の甘さ」f:id:ke8574:20171209153708j:image

 

 
▶︎大倉くん
低音がセクシーな中に確実に心臓を撃ち落として来る甘さが潜んでいる声です。随所に細やかなビブラートが散りばめられていて、下ハモである事が多いですが、この声が主旋律となると途端にグッと大人の色気に包まれます。ハチミツや果物の甘さというよりは、チョコレートリキュールのような味わい。商品名を出してしまうなら、もはやGODIVAです。お高い味がする。疲れ切って崖っぷちの時に一口で幸せになれるチョコレートのように、声で包み込んでくれます。本来譜面上に音のないところにまで甘い空気を作る。休符まで甘いので耳が溶けます。声が掠れて泣きそうになる箇所もほろ苦い甘さ。
★糖度が分かりやすい曲:「Carnival」「My Last Train」「誰よりキミが好きだから」
★甘さに例えると:「アルコールの甘さ」「チョコレートの甘さ」f:id:ke8574:20171209153729j:image 

 

 
▶︎雛ちゃん
ただ単にボリュームを落とすだけでは出ない、程よく力の抜けた甘い声。母音の出し方が柔らかくて伸びやかで、この声を出す時の雛ちゃんは、それはそれは優しい顔をしています。歌い終わった後の息遣いさえ淡い色がついているような、人工甘味料を全く加えていない自然そのものの甘さのようなものが、雛ちゃんの声の魅力です。凛として背中を押してくれるのにどこか切なくて、どこか寂しくて、何故か泣いてしまいそうになる。ただ単に甘いだけではなく、切なさの中の甘さを歌える力は唯一無二。触れていないのに温度が伝わる、魔法のような声質です。
★糖度が分かりやすい曲:「あなたへ」「background」「モノグラム
★甘さに例えるなら:「果物の甘さ」f:id:ke8574:20171209153754j:image

 

 

レーダーチャートにしてだらだら書いてしまいましたが、とりあえず言いたいことは、この違った甘さを持つ7人が歌う「Street Blues」がユニゾン・ハモリともに関ジャニ∞史上最高の骨抜き必須曲なので、どうか聴いてください。宜しくお願いします。という事です。前置きの長い宣伝でした。

 

 

 

メンバーそれぞれの糖度曲を被らないよう3曲選びましたが、絞り切れなかったのが本音です。スペアキーも漏れなく全員甘いので入れたかった…。読んで頂きありがとうございました。

(なお、レーダーチャートで値が低い項目が悪いという訳ではなく、声の甘さを種類分けした時にどこに当てはまりやすいかという個人的な見解ですので、ご理解頂ければ幸いです。)