今夜の花火終わるまで

関ジャニ∞が好きな人のただの日記です。

Mr.Childrenファンが選ぶ関ジャニ∞に歌って欲しい楽曲

2月7日放送の関ジャムを見ました。

ゲストにKANA-BOONさんを迎え「関ジャムTUNES この歌のココを聴いてくれ!!」と題し、各々の好きな曲のオススメポイント(歌詞)を紹介するコーナーが。そこで「告白する時に勇気づけられるラブソング」として、雛ちゃんがMr.Childrenの「君が好き」を挙げていました。

分かる。分かりすぎる。
「君が好き  僕が生きるうえで  これ以上の意味はなくたっていい」の部分を挙げていた雛ちゃんは「告白する時って余計な事を考えられないでしょ?もう言うか、言わないか。言ってみなきゃもう分からない事やったら、言ってしまえばええやん。じゃあそれを言うっていう大元は何なん?って言うたら、それは君が好き、あなたが好きやからっていう、だけの事やからもうそんな余計な事何も要らんやんか。って。一番削いでくれて、究極的に、簡潔に。言ってるのがここじゃないかなと思うんです。」と。
あまりに共感し過ぎて首を縦に振る事しか出来ませんでした。分かりすぎて握手したいです。


関ジャニ∞は、横山さんを筆頭にMr.Childrenを好きだと公言しているメンバーが多く、双方を大好きで仕方の無い身としては、こんなに嬉しい事はありません。
関ジャムが始まった昨年春、Twitter「関ジャムでいつか歌って欲しいコラボ、カバー曲」を呟いたことがありました。いつかこれをMr.Children限定で考えてみたいと思っていたので、独断と偏見で選んでみようと思います。(各メンバー2曲ずつ)





・『I'LL BE』
Mr.Children21周年ファンクラブツアーの直前投票では「FC会員が最もライブで聴きたい曲」の2位にランクインした根強い人気を誇る曲です。シングルとアルバム二つのバージョンがありますが、渋谷さんに合うのはアップテンポのシングルver.かなと。疾走感のあるテンポとメロディー、そして突き抜けるように前を向いた歌詞。

「いつも心にしてたアイマスクを外してやればいい   不安や迷いと無二の親友になればいい」
「駆け引きの世界で   僕が得たものを     ダスタシュートに投げ込むよ」

不安な思いや迷いと付き合いながらも、駆け引きの世界(芸能界と例えます)で得たものを適度にダスターシュートに捨てて、今やりたい事とやるべき事の双方と向かい合っている渋谷さんに、この部分の歌詞を歌って欲しいなと思います。


・『I wanna be there』
爽やかな曲調でありながら、どこか寂しさを残す曲です。あれが欲しい、これをしたい。そんなものはひとまず置いておいて、ありのままを受け入れて生きていこう、そのままを感じて笑っていこうという歌詞。

「いちばんタフな靴を選んで   また装飾のない服を着て   音楽は俺の頭の中で鳴らしてく」

ここが凄く渋谷さんだなあと感じた部分です。再生する媒体は無くても馴染みの音楽は自然と聞こえてくる、頭の中に響くもの。もはや音楽と一心同体の渋谷さんが、この歌詞を体現している気がします。この歌詞をニコニコしながら歌う渋谷さんを(勝手に)想像して、胸が締め付けられます。(ちなみにこの曲、ライブではスマートフォンiPhoneのLEDライトを点灯してペンライト代わりに使用するという楽しい演出があります。)




・『傘の下の君に告ぐ』
これは以前Twitterでも見たいコラボ、して欲しいカバー曲として挙げさせて頂いたものです。まずギターとサックスのイントロがかっこいい曲です。歌って欲しい曲ですが、同時に演奏して欲しい曲でもあります。
そして何より皮肉めいた歌詞。

「人生って奴が何たるかを   愛情って奴が何たるかを」
「愛さえも手に入る自動販売機さ   屈折した欲望が溢れる街」
「がっぽり儲けて   死ぬまで生きても 栄光なんて言えない」

この皮肉のオンパレードである歌詞を、亮ちゃんがギターを弾いて、さらっと歌いこなしてくれる姿を想像すると、かっこいいだろうなと思うのです。韻を幾つも踏んでいたり、フェイクがあったり、社会風刺の効いたビリビリ来る曲なので、真っ直ぐながらも時々皮肉を言ってしまう亮ちゃんがどんな風に歌うのか、とても聴いてみたいです。


・『水上バス
この曲を聴くとき、頭の中に勝手にPVを作って流しているのですが、主演が亮ちゃんです。とにかく柔らかくて、優しい曲。この曲に色をつけるとすれば、柔らかなパステルカラーです。坂道を息を切らしながら自転車で上り、観光客に紛れて水上バスに乗ってやってくる恋人を待つ情景が、亮ちゃんにとても似合います。

水上バスの中から僕を見つけて   観光客に混じって笑って手を振る   そんな透き通った景色を   僕の全部で守りたいと思った」

穏やかに、恥ずかしそうに笑う表情が容易に浮かびます。この曲、2番のサビ終わりから、ほんのすれ違いから二人は別れてしまいます。

水上バスの中から僕を見つけて   観光客に混じって笑って手を振る   そんな穏やかな景色を巻き戻すように   川の流れに沿って  ひとりペダルを漕いで」

別れはどちらが悪いわけでもない、さよならを選んだ君はおそらく正しい、と歌詞は続きます。そして、彼女のいた光景を思い出しながら、ひとり自転車を漕ぐという失恋の一曲です。悲しいだけではない、優しくて切ないこの曲は亮ちゃんにハマるだろうなと考えました。




・『Pink〜奇妙な夢』
ドロリとした濃度濃いめの曲です。
「紫色の渡り廊下で顔のない男と出会う」「二階の老婆は患ってて汚れた手僕に差し出す」「君はバッグを開けてピンクのガラス玉渡して微笑む」と冒頭から不思議な歌詞が続きますが、全て夢の中の話。
暗いだけではなくて、不思議な比喩の多い、意味を考えさせられる曲です。

「今  咽の奥の方から   思いをえぐり出してみるから   僕が手を引く夜においでよ」

一見生々しく、曲調も合わせるとぐっと沈み込む底なしプールのような曲ですが、実はストレートなラブソングだと思っています。
2番の歌詞が特に生々しいので、丸ちゃんが歌ったら独特な世界観になること間違いなしです。いつもの笑顔を封印した丸ちゃんに、この歌を歌って欲しいなあと思います。


・『また会えるかな』
言わずと知れた名曲「名もなき詩」のカップリング。97年に活動休止を発表し最後のライブの、最後の曲がこの「また会えるかな」でした。スローテンポでありながら、優しく軽快なメロディーラインが特徴的です。歌詞に「社交辞令であっても真に受けたいな」という部分があるのですが、角を立てず嫌味っぽくもない、兎に角優しさを感じさせるそのフレーズが、とても丸ちゃんに似合うなと思っています。

「職場にて疲れきった体を   僕がそばにいて抱きしめたいな」

ただ単にこの歌詞を丸ちゃんに歌って欲しい。これに尽きます。存在そのものがビタミンのような丸ちゃんに、仕事で疲れ切った後抱き締められたい人は大勢いるはずです。というチョコラBBのような、ビューネくんのような丸ちゃんへの理想。

「また会えたなら   次会う時は    君が悩み持ってたりすりゃいいな   守りたくても   君が助けを   必要としてないんじゃまるで意味がないから」

守りたいから、次会う時は君が悩みを持っていればいいなという、どこか不純で、どこか純粋な気持ちを、丸ちゃんの糖度たっぷりの声で歌い上げて欲しいです。ベースラインが小気味良い1曲というのも選んだポイントです。




・『Drawing』
桜井さんが福岡県の土手(那珂川)を散歩している際、美しい景色を目の前にして「うまく絵が描けたらなあ」と思った事から、この曲が作られたそうです。目に映る物や景色を美しいと感じたり、その時々に心にある想いを絵にしても、絵こそそのままの状態で残りますが、絵と共にある「何か」は色褪せて無くなってしまう。本当に大切なものは、その形のまま残しておく事は不可能だという、どこか壮大で、かつ心情が繊細に描かれている歌詞です。安田くんが絵を描く人だから、という理由でこの曲を選びましたが、この曲の優しくて切ない世界観(曲の色合いのようなもの)が安田くんにぴったりなのでは、と思います。

「淡い光の曇り空に  フワフワな時を刻んでいく  この素晴らしい  煩わしい気持ちを  真空パックしておけないもんかなぁ」

その時に感じた気持ちを絵にできないのであれば、気持ちを「真空パック」しておくことはできないか。なかなか常人では思いつかない言葉選びも安田くんなら歌いこなせる気がします。

「どんな場面でも   僕の絵には必ず君が描かれていて   目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる   君はいつも   僕のノートに」

この「ノート」も恐らく形のないものかな、と。どんな場面でも絵にすれば色褪せるから、心の中にある形のないノートに描き残していく。安田くんがこの曲を歌い上げる世界はとても美しいだろうなと想像して、涙が出そうです。


・『SUNRISE』
内側に鬱ぎ込んだ自分自身から、全てを外側へ解き放とう、前を上を向こう、という曲です。様々な葛藤や迷いがあっても、それを振り切り強く前へ進もうとするこの歌を安田くんに歌って欲しくて選びました。

「思い切り息を吸い込んで   この想いを空に放ちたい   自分の世界に閉じこもった   冴えない気分から抜け出して   どんなときだってサンライズ   この胸に輝かせていたいんだ」

「誰かを愛したり 抱き合ったり」「繰り返すいのちに少し今も胸が躍る」というストレートで飾らない歌詞。ピアノとギターが心地良いイントロと後奏部分。安田くんの、芯の強くて暖かいイメージがタイトル通り、SUNRISE、日の出だなと感じたのです。大サビ前のフェイクもとても合いそうです。




・『デルモ』
20代後半。めまぐるしい芸能界で、酸いも甘いも嚙み分けた女性。一般的には華々しいとされる職業「モデル」を題材とした一曲です。7人の中で唯一、女性目線の曲を選びました。∞UPPERSでも母性本能を発揮させるジョニー役をこなし、キャンジャニちゃんでも女性の演じ方に最も長けていた事から、女性特有の心情を描いたこの曲を歌えば一番ハマるのでは、と考えました。

「いつも自己管理  ダイエット  睡眠不足   華やかな様であって   死んだ気になりやってんだ」

華やかなだけではない、悲しいほどに自分を追い詰めないとやっていけない世界は死んだ気でないと生き抜いていけないという辛辣な歌詞です。この部分の刺々しさと、どこか滲む悲しさや辛さを大倉に歌って欲しいなと思います。

「あのね  この間  ふと思ったの “幸せ"ってつまり何なのよ   結婚であったり   恋が女の全てじゃないにしても   心にポッカリ空いたまんまの   穴を何が埋めてくれるの」

刺々しいどころか、もう棘しかありません。屈折した心情を抱えながら、本当は寂しくて仕方ない、愛されたいという心の叫びが随所に散りばめられたこの曲を是非ともお願いしたいです。モデルの世界とアイドルの世界を重ねた事も選んだ理由の一つです。


・『つよがり』
スローテンポの恋愛曲。低音が歌い出しに心地よく響くこと請け合いです。(ファルセットも多い曲なので「キーが合えへん」という事態にもなり兼ねませんが)ゆったりと優しいピアノをバックに、相手との距離をゆっくり焦らずに縮めていこうとする男心を、等身大で歌って欲しい一曲です。

「「優しいね」なんて買被るなって   怒りにも似ているけど違う」
「あせらなくていいさ   一歩ずつ僕の傍においで   そしていつか僕と   真直ぐに向き合ってよ   抱き合ってよ  早く  強く あるがままで   強がりも捨てて」

強がりを見せる女性に「焦らなくていい」と言いつつも、心の内では「早く強がりを捨てて欲しい」と願うジリジリした、優しい中にも焦れったさが残る歌詞とメロディー。等身大のラブソングがとても似合うので、この曲を選びました。




・『LOVE』
恋人でもない、友達でもない。かと言って友達以上恋人未満という甘酸っぱい未発展の関係でもない。恋人や友達や家族とはまた別の関係性を歌った一曲。お互いに恋人がいて、彼氏になりたいわけでもないけど、他の男に染められるのが気にかかるという(ワガママと言ってしまえばそれまでなのですが)特別な想いを抱く男心を雛ちゃんに歌って欲しいなと考えました。

「でもね少し胸が苦しい   なにげなく  なんとなく   他の誰かに君を染められるのが気にかかる」
「気がつけば   いつの間に巻き込まれてる   いつも君のペース   だけど楽しくて」

恋愛感情ではないと言いながらも、束縛や嫉妬は少しだけある、という複雑な男心を雛ちゃんが歌うとなるとたまらないものがあります。あの雛ちゃんから発せられる「なんとなく他の誰かに君を染められるのが気にかかる」に加え「いつまでも君だけの特別でいたい」です。ノックアウトです。ありがとうございました。


・『車のなかでかくれてキスをしよう』
静かなスローテンポでの大人の一曲。雛ちゃんにはとことん恋愛曲を歌って欲しいなという個人的な希望のもとの選曲となりました。ピアノも綺麗な曲なので、弾き語りでこれを歌っている姿を想像して、あまりの儚さに腰から崩れ落ちそうです。

「車の中でかくれてキスをしよう   誰にも見つからないように   君は泣いてるの?  それとも笑ってるの?  細い肩が震えてる」

似合い過ぎます。静かな中に仄かに切なさが感じられるメロディーラインと、胸を抉るような歌詞。雛ちゃんがピアノを弾いてくれていて良かった、と、この曲を聴きながら感謝した程でした。
雛ちゃんの繊細なピアノの音と優しい声ならこの曲の切なさが余す所なく発揮されるのでは、と思っています。




・『Love is Blindness』
そもそも今回の記事を書こうと思ったのは、きっかけこそは関ジャムTUNESでしたが、横山さんとこの曲の親和性を前々から感じていたからです。この曲ほど、横山さんに合うものはないのではないか、と勝手に思っています。イメージは金髪の横山さん。そして勝手に設定を考えるならば、金髪の横山さん(執事)とお屋敷のお嬢様です。もし手元に音源のある方がおられたらこれをイメージして是非聴いて頂きたい程です。不倫の歌ですが、報われない恋という意味合いでは強ちこの想像も捨てられないなと思っています。

「罪深き秘密をこの胸にしまって   墓場まで持って行けるかな   Wow Love is Blindness   Love is Blindness   君以外は欲しくない」
「例えば人道に背く行為というなら   虫ケラとなって愛を誓う」

金髪の美しい横山さん(二次元なのか三次元なのかよく分からないレベルの美しさ)と、「罪深き秘密」、「人道に背く行為」という単語が出会うことによる爆発的な儚さのようなものについて考察したいです。横山さんに歌って欲しいよりも、この曲を使用した映像作品に横山さんに出演して欲しい、が正しい気がしてきました。


・『Simple』
軽やかな落ち着いたメロディーと、優しくて甘酸っぱい歌詞。とっても横山さんに似合う1曲だなと思います。横山さんは思っている事はわざわざ口に出さず多くを語らない人だと思っているので、この曲の寡黙なりにも想いを暖めている歌詞にハマるのではないか、と考えました。

「10年先も   20年先も   君と生きれたらいいな   悲しみを連れ   遠回りもしたんだけど   探してたものは  こんなシンプルなものだったんだ」

恋愛曲ですが、横山さんにとって「君」はメンバーであったり家族であったり大切な人であったり、周りの大切な人全てが当てはまるような気がしています。10年先も20年先も、横山さんが大切に思い、横山さんを大切にしてくれる「君」と生きられたらいいなと思いつつ。実は人生の中で大事にするべき事はシンプルなものだったんだと、横山さんが歌う姿が見たい曲です。

これを書きながらリサイタルのDVDを見ていたので、たった今「シンプルシンプル!」が横から入ってきました。






以上になります。
完全に自己満足な選曲と考察でした。これは違う、この曲の方が合っている、というものがありましたら申し訳ありません。こんな考えもあるのか〜くらいに受け流して頂ければ幸いです。
今回は14曲挙げさせて頂きましたが、Mr.Childrenの曲は全て最高ですので、あまり聴いたことがない、知らない曲があるけど気になる、という方は是非聴いて頂けたらと思います。